……トール・ベルゲルード?[目を細めて、馬上にある公国の将兵の遺体を見る。最初に警備に入った日に、リエヴルからトールと出会ったという話を>>2:104聞かされた事を思いだす。つい、小柄な金髪の兵がいないかと目で追ってしまったが、幸いなことに該当する人物はいなかった。公国兵が、トールの遺体を担いで立ち去る。それと同時に対峙している兵達も後退した。]