ディーター。[声を掛けられて>>180そちらを見る。驚きも意外さも表情には無いその声も、閉まる扉の大きな音も確かにここまで届いていたから。跡と、笑顔の無理矢理さに気づき泣けるのは良いことだと他人事のように思う。] うん、実に君らしいと感じたよ。[彼に同調した自分はそれを責めることはない。そうする必要があるのなら、ニコラスや彼の周りの人間がすればいいこと。静かに語られる内容を黙って聞いた。本音からの答えは、潜めた声で。]