俺が俺である内に …このゲームを終わらせたい。
あいつの侵食が次第に長時間になってる。
完全にあいつになっちまったら別の事を願う筈だ
………そうだな、自分がこの城の王子になるとか
呪術の類に興味は無さそうだから、
王子の立場に成り代わって、人間を飼い始めそうだ
[遣り方がまずい>>206、
そう告げるジェフロイを横目で見て、言葉を重ねる。
「ソマリ」が欲しいのは富と財産、そして自由だ。
規模の大きい道楽のできる放蕩息子の生き方を、
模倣しているような気すらしてならない。
そして王子のように因子持ちを集めて飼い慣らすのではなく
普通の人間を大量に集めて飼うのではないか、と先読みした]