人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


盟主 ジェフロイ

[話を本題に移せば、カナンからは予想通りの言葉が出た。
ついでに、王府との交渉は既になされたとも聞く。
交渉が不首尾に終わったと聞いて、そうだろうと頷いた。]


 ナミュールは千余の時を孤高の裡に過ごしている。
 そう言えば聞こえはいいけれど、
 結局のところは、大昔のわけのわからない力に頼って、
 惰眠をむさぼっているに過ぎない。

[言葉は、敢えて強いものを選んだ。]

 今の王府は、絶対に国を開かない。
 千年の伝統は、そうそう破れるものじゃない。
 けれども、新しい流れはここに、生まれている。

[指を立て、足元を指す。
自分にとも、この地にとも取れる仕草。]

(212) 2015/03/07(Sat) 22:16:47

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