― 2F宿屋・受付前>>201エレオノーレ ―
[ゆっくりと紅茶を口に含み喉をうるわせた後、はーっと深く息を吐く。結構酔った。シルキーとの会話に夢中で自覚は無かったが。もう少しで神父特有の”営業口調”から外れて地が出てしまう処だった。]
自重しないとな。
はぁー…あぶない、あぶない。
[再びティーカップを口につけた時、下から階段を昇ってくる音。やがて姿が見えれば…エルフだろうか。特に気にする訳でもなく、そのまま紅茶を飲み干す。
発せられる声で、宿の予約を取りに来た事は分かったが。そのまま、此方の前で立ち尽くすような気配。こちらもティーカップから視線を上げて顔を見る。]