それは良かった、きっと貴方の日々は充実しているのでしょうね。[束の間、顔を伏せた後に浮かべるのは、顔なじみの青年の幸福を喜ぶようなへにゃりとした微笑。更に数秒、間をおいて、そうだとばかりに手を叩いた]それでは、せっかくなので私にも少し手伝わせて下さい。久しぶりに帰ってきた故郷ですし、打ち合わせまで時間がありますから。お祭りは、前準備の段階から楽しいものですしね。[足元で、“蛇”がまた偽善をと呆れる気配。それに、手伝いでもした方が村の内情が覗けますから、と念じて応じる]