人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 シュテルン

 俺の父さんは俺が小さい時に死んじゃったんだけど、俺と同じように騎士団員でさ。
 あんまり小さいんでよく覚えてなかったから、母さんによく父さんの話をねだってたんだ。

 その中でも俺が一番気に入ってる話があるんだ。
 父さんが魔物に襲われていた少年を守るって話なんだけど。

 その少年を護った時に、その子にどうして?って聞かれたんだ。
 父さん、それ聞いてちょっとびっくりしたんだってさ。
 父さんにとっては、それはすごく当たり前のことだったから。

(211) 2014/04/07(Mon) 22:53:07

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