要件は、それだけだ。 ……それじゃ、あたしもやす……。[休むから、と。そう言って立ち上がろうとしたら、足元がふらついた。あ、これはまずい、と思った時には遅いもので。なんとかここから移動を、と思うよりも先、ふつ、と意識が途切れていた。**]