人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


山岳の民 ヴェルザンディ

 ……な、なに!?

[突然の事に戸惑いながらも馬を止める。
肩の小猿が警戒の唸りをあげ、今にも飛び出そうとするのは片手で抑える間に、周囲は兵らしき者たちに取り囲まれ。
その内の一人が、まつろわぬ民が何をしている、と問いかけて来た]

 え……え?
 ええと、オレたちは確かに、古き民だけど……。

[北の森の同胞が、周囲に住まう者と折り合えずにいるのはわかっているが。
ここまで警戒を向けられるとは正直思っていなかった]

 あ、えっと、ちょっと待って! プルウィアもアケルも落ち着く!

[それでも、このまま戸惑っている場合ではないから、とまずは連れたちを制して]

(211) 2015/03/14(Sat) 23:55:24

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