[ぽり、と頬を掻く。
そんなやり取りがあったのか、と何処か気恥ずかしげに]
多分それは兄ちゃんの言った『共闘』とは違って、
うん、――……なんつーか、何から話したもんか……
レトとお前、歳もちっちゃさ……あー、いやいや、
年格好も似てるだろ?
だから兄ちゃん、どうにも他人の気がしなくてな
弟みたいに思って、色々、飯とか食わせてて
そしたら、子犬みたいに良く厨房に来てくれる様になってさな
いつの間にか、ちぃとばかり"特別"な――……
[まァ、向こうがどう思ってるかは、知らんが、と続けると]