うん――……?[――花屋であれこれそうこうするうち、はたと気が付いた。いま自分は、肥料を調達しているが――もうひとつはどうなった、と]――……あ、……ッ!?[男は気付き、息を呑んだ――昨日、ソマリと会ったあとに部屋に戻って、今朝目覚めて。それでもまだ、頼んだ油が届いていなかったというのは、明白に過ぎる異常だと。それにしても、唐突な驚愕は、相対しているのが人間なら、それこそ驚かれただろうか]