人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


魔王 テオドール

― 朝:カレン南部・魔物野営地 ―

[ 野営地が近い騎士団が、眠りから覚める頃、
 野営地まで遠い魔物は、やっと眠りについていた。

 しかし、テオドールは短い仮眠の後、
 野営地内をひとりで歩いていた。
 歩哨役の魔物が、慌ててつまみ食いしていた肉を隠すのを、
 今は見ないふりをしてやる。

 補充要員は今回、戦闘に出られなかった。
 あまり厳しく取り締まっては、不満となろう。 ]

(211) 2014/03/31(Mon) 18:43:22

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