こんな場で小言が過ぎましたね。 無礼をお許しください。 あなた様の前だとつい気が緩んでしまいます。 [彼は無口な男だと最初は思っていたが口を開くとペラペラと言葉を並べたがる。一ヶ月後にはさらに変わってしまうだろう立場に今は甘えているのかもしれない。彼の胸ポケットからバレないように顔をだせば、弟の王子様がちらりと見えたからカリカリと爪を立てて伝えるも何も気づかれなかった。それよりも王子様に近寄って、耳元で何やらつぶやいている*]