(>>195)
[3つめ。潜められた声音に、一礼をして距離を詰めた。同様、海風に紛れる様な声量で。]
簡単な所感はファイルに纏めてありますが、記者が参加しております。オズワルド・オブライエン氏。申請でも詳らかにしておりますし、オフだとの事ではありますが、一応、行動方面には注意しておいた方がよろしいかと。
あと…
[続けようとして、声を途切れさせた。さて。特段何が注意すべき、と言ったことはないのだ。ただ、何かザラリとした感触を胸内に覚える。それが何かと言語化しようとして、上手くいかない。省みて、これは自分が諧謔受けた私情ではないのかと軽い自己嫌悪も感じつつ、しかし、何か目を離さない方がいい様な気もするのだ。眉を潜めて、しばし黙りこくっていたが我に返り]
失礼しました。…そうですね、カーク・ナイト氏は少し挙動に注意を払いたいと。
[迷った上、極々簡素に述べた。]