……ほん、とに。 こういう所まで変わってないのは、どうなんだ。 やる事が多いんだから、使えるものは使っておけ。[呆れたように紡ぐ姿にあるのは疲労──というよりは消耗と言えそうないろ。その理由を問われても、返すのは『触媒の都合』とういう短い言葉だけで。消費されているのが何か、の説明はされない──できない] ま、そうは言っても、あたしの術はこれで打ち止めだ。 ……これ以上は、使えない。 だから、あんまり無理するなよ?