人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア


「わたしは」、

[最期の言葉を伝えようと口を開き、そこまで紡いで一度言葉を途切れさせる。
言葉を思い出して胸が詰まった。
死んでしまったと再認識させる言葉。
けれどそれは、彼女が伝えることを望んだ言葉なのだから、と。
詰まる喉に力を込め、ローの燈黄の瞳を見詰め直す]


……「願いどおりに生きた」、と。


[通る、はきとした声で彼の僚友ともの言葉を伝えた*]

(210) 2015/11/11(Wed) 18:39:21

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