[薄れていた意識の隅で従兄の声が聞こえた気がした。>>113>>120離れていく気がした。>>123誰かが自分の前に来る気がした。>>135>>136>>139聞こえてくる、戦う、音…。――早く、早く起きなければ。また、護れない……?ピアスを手にし自分を見下ろした者に、無意識に、手を伸ばした気が、した。>>186殺すなら、俺にしろ、と。凍りついていた体を動かし目を開ける。]