― 戦場 ―[>>202何故、と叫ぶ又従妹から目を逸らす。自分独りなら、見逃すことはできた。だが……背後に兵が居るのなら、せめて。自分の手で、捉える他ない。それよりも、何よりも。] ……あくまでも、氷竜を名乗るか……![>>205名乗りに舌打ちし、炎の行く末を見る。連れ帰り、保護して、そうして。……きっと、今度こそ。]