人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


瞬槍 リエヴル

 欲しがるのは自由だが、そう簡単にはやれんぜ?
 ……俺にも、色々と都合があるんでな。

[く、と浮かぶのは笑み。
 真っ直ぐ自分に向かってくる力。

 これを止められるのは、同種の力だけだろう。
 ならば、それを担うは自身の務めか。

 そんな、理屈めいた想いが過るのは──刹那。

 愛槍を──牙を握る手に、力がこもる。
 間合い図るは一瞬、踏み込みと共に繰り出す突き一閃──と見せかけ、不意を突くように地を蹴り、跳ぶ。

 高さはさほどでもない──が。
 自由落下の勢い乗せた効果突きは、それなりに重いもの]

(210) 2014/04/03(Thu) 01:58:07

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