人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 クレメンス

― オプティモ・クレメンス邸 ―

(しかし恐らく、この状況を見逃したわけでもなかろうな)

[ たとえ、たまごプリンに目がくらんでいようと、男が異邦人二人を連れ、更に王府の使者を同行していたこと、それを見逃すようなソマリではなかろうと、内心で苦笑を零す ]

[ しかし、その内心はおくびにも出さず、男は悠然と足を組み、蜻蛉のごとき影の軍師を睨め付けた。彼が紅茶を口にし、プリンに手をつけるまでの間は待って、口を開く ]

さて...

[ にやりと口の端を上げる表情はどこか楽しげ ]

君は何が欲しいのかね?アレクシス・ユレ。

[ よもやたまごプリンのレシピではないだろう?と、これまでのタヌキの化かし合いのような会話から、一足飛びに、男は本音を掘り起こすような問いを放った** ]

(210) 2015/03/11(Wed) 02:57:36

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