君達は私の縁者だ、遠慮することは無い。
ここにある分にはなってしまうが、必要なものがあれば用意させよう。
遠慮なく言ってくれ。
[路頭に迷うところだったと言うのなら尚更のこと。
男は双子>>202を招き入れ、陣営内の一つの天幕へと案内した。
そこは避難して来た者達を一時的に待機させる場所。
いずれはモーザック砦へと移る者達が集まる場所だった]
休息する場合はここを使ってくれ。
着替えや食事は兵達に言えば用意してくれる。
多少不便はあるかもしれないが、そこは我慢してもらえるとありがたい。
[すまない、と一言添えて男はすまなそうに笑った**]