― 教会・礼拝堂(カサンドラと別れた後)
>>200グレートヒェン ―
"はい。これで意識しないオトコなんていませんよ。"
[なんとか紙とペンを拾い上げ、彼女に言葉を返す。
"魅力的な女になるから待っていてくれ"と抱きつかれれば、少し考えながらも頷いて髪を撫でる。
妹的な感情で見なければ、彼女は既に魅力的な女性に思えるのだけれど。むしろ魅力的になろうと思わない自然体の今の方が…。
しかし、それを女性に言うのは野暮というものだろう。キレイになりたい女性の化粧を否定するようなものだ。]
"ひとまず…呪いでないとも言い難いけど
この大きくなった胸は私の手には
おえないモノのようです。
一度宿に戻ってみませんか?"