人狼物語−薔薇の下国

336 電脳兎の午後のお茶会


情報部上等兵 カレル

――ありがとうございます。

[向けられた笑顔に、こちらも頬が緩む。
ジーベル伍長の言葉を、"許可"と受け取った。
能力を人に矢鱈と教えるべきではない。それは自分も理解している。
"上からの指示がなければ使えない"という制限は、それを徹底した形である事も。
しかし、このジーベル伍長の態度ならば、教えても大丈夫だ。出会ったばかりだが、事態の性急さを含めて考えても、やはり教えた方が良いだろう。]

……カークさん、ご存じですよね。"グロリアス・チャイルド"。
俺の能力は……、透視クレヤボヤンス

この艦内ならば、此処に居ながらにして全て見渡すことは出来ますし、捜し物は形が分かるものならば時間をかけずに見つけることが出来ます。

[そう、先程ジーベル伍長を捜し当てた刻のように。]

(210) 2015/05/24(Sun) 03:25:00

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