─ 湖畔 ─
[私が切り出した言葉は、これまでとは脈絡のないもの、だったけれど。
>>193イェンスくんは驚くこともせず、付き合うと言って一緒に歩きだしてくれて]
ほんと?
ありがとう、イェンスくん。
って言っても、お二人とも
どこに居るかはわからないから、
探さなきゃ、なんだけど。
[変わらず言葉足らずなままではあるが、二人というのが自分の対戦した相手であるとは会話の流れでイェンスくんにも伝わったろう。
幸い、黒髪の男性が神魔に顔合わせする理由があったようで、最初の試練の女性は湖畔に居る所を見つけられて]