……っっっ …! ───ああ、悪い。気にしないでくれ。[見事に赤くなった額を擦りながらシメオンに片手を上げてみせ、剣を元に戻す。] …そういうことを言うなら、 俺のことも理解してもらいたいものだ。 俺は、怖いんだよ。おまえたちが。 悠長にしていたら、ナミュールが本当に壊れてしまう。[それだけを告げたところへ、クレメンスが現れた。]**