[エドルファス、エディ、となおも名を呼ぶ同胞の声がする。 ぐっと奥歯を噛み締め、苦悶は出来る限り顔に出すまい。 彼らと言葉交わすのもこれが最後となるだろうか。しかし、] ――― 行け !![指は真っ直ぐにディーンやマーティンが敷く戦線の方角を。 自身は地についた手に補助を得ながら立ち上がる。]