人狼物語−薔薇の下国

540 黒狼幻燈 ―銀星平原裂魔行―


黒焔狼 ヴェルナー

さぁて、いよいよ大詰めだ。

この転移門の先にいるヤツを鎮めれば、任務完了って事になる。
……その分、色々と厄介だが、まあ。

お前らなら、切り抜けられる……俺は、そう、信じた。

[はきと言い切る言葉には、力が宿る。
滅多にやらない、神格としての言霊使い。
彼らであれば、この先のものにも屈しない、と自身が信じたのだと口にする事で、護りの力を織り上げるためのもの]

て、わけで。
行くと、しようか。

[口調だけはどこまでも軽く、転移陣の許へと向かう。
漆黒の光の魔法陣、それに踏み込めばふわり、闇の力が包み込み]

(209) 2020/09/24(Thu) 00:43:30

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