[ 襲い来る暴風>>199に、馬は嘶いて棒立ちになったが、その程度の事で落馬するようでは騎馬兵など勤まらない。元より、まともに斬り掛かる気はなく、間を作ることだけが目的の突進だ ]
帰るぞ、シュテルン!!
[ 風に銀の髪を乱しながら、シュテルンに、レトとルアルの方へ走れと促す ]
ここで、殺り合う気はねえっ!てめーらも、無駄に村を荒らしたくねえなら引け!
[ そして、対峙する三人に向けて、馬上から怒鳴る。もはや交渉とも言えないが、騎竜師がこの村の出身だという話が本当なら、向こうも聞く耳を持つかもしれない、と ]