[ボンヤリと犬を撫でていると、耳がピクッと動く>>200。夢から覚めつつあるようだ。彼の見る夢はどんなであったろう?]
きゃっ!
[突然犬の暖かい舌が頬を撫でる>>204
尻餅をつく私に、挨拶をするかのように鳴くと集会所を出て行った]
出ていく時に見せた、得意気な顔。名前を問う私の言葉も、理解していたように思えてならない。
(ここで>>174でミス(×何ていうか◯何ていう)に気付き赤らむ)
犬がどこへ向かうか見てみようと窓の外を覗くと
>>202エドワードと…>>207大きな鞄を抱えた黒服の女性が、宿の方へ歩いて来るのが見えた。
ここからではよく見えなかったが、彼女は今しがた何かを鞄に入れたようだ。
彼らに気を取られているうちに、あの黒い犬はどこかへ消えていた。代わりに見えたのは、ワイシャツを着た素直そうな青年>>205
安心出来る場所で休めたおかげで、歩ける位には回復している。昨日出来なかった挨拶も兼ねて少し外に出てみよう。