─ 回想 ─…うん、うれしい。わたしも。マリエッタさまのこと、マリィってよんで、いい?[驚きだけが占めていた心は、徐々に嬉しさに染まる。こちらからも愛称で呼びたいと願い。お友達になろうという言葉と共に被せられた帽子に、また目を丸くした。]え、…いい、の?でも…じゃあ、えっと…[きっと似合うよと笑うその子が嬉しそうだったから遠慮しようとは思わなくて。でも、貰いっぱなしじゃ悪いなとは思ったから、何か無いか考えて]