[大きく伸びをする。
花屋の隣に、研究施設が建ってからもうしばらく経ったなぁと思いながら朝食を食べて。
マグカップでお茶を飲む。
開店の準備を整えたら、ジョニーに店を託そうか。
"だんでぃ"を極めようとするジョニーに、マーティンは超えられないからやめときなさいって言ったけれど、どうなったかな。
ぴっかりマーティンは残念ながら見られなかったけれど。>>135]
そういえば……
[そうそう。
動いてるジョニーを見て、思い出した。
不思議なことなんだけれど、あの事件の後、ここに帰って来た時に、
――いらっしゃいませ、ソマリさま
って言ったのよね、ジョニー。
吃驚したけど、視線は微妙に上に向いてるし、誰かを認識してるみたいで。
ああ、そういうことかってちょっと納得したわよ。>>103
あの体温はやっぱりソマリのものだったのねって。>>128>>129
「見守っててくれてありがとね、ソマリ。」
そう言ったけれど、聞こえてたかしら。
まぁ、寝坊助だからね、聞こえてないかもしれないわ。]