― 2年後・森の中 ―
ハ、望むなら相手してやっても良いぜ?
おめぇを刈る気はねぇけどな。
手合わせくれぇならしてやれる。
[死を増産するだろう相手を刈る気など毛頭ない。
それでも戦うことについては貪欲であったから、ファミルの反応>>195にはそんな言葉が出た。
魔物になれるか、という話には肩を竦めて]
さてな。
だが俺という実例がある以上、ないとは言い切れん。
俺は死を迎えることで魔物と化した。
同じ道を辿ればもしかするんじゃねぇかね。
[それ以外の方法もあるかもしれないが、男が知っているのはこの方法だけ。
やりたければ好きにすればいい、と言った態で言う]