…確かにいい腕前だ。[ディークはそもそも、別に紅茶党というわけではない。が、西寮で過ごした八年間で、すっかりその文化に染まってしまった。なまじ美味しい紅茶を飲みつけているわけだが、それでも、このダージリンは美味しいものと感じる]ああ。……いや。なんてーか…あまり事情を知らないで口を挟むのも、どうかとは思ったんだけどなあ。[ステファンの表情>>200に、更に迷うような顔になる。彼はその後の、ベリアンとの遣り取りも知りはすまい。だから余計にどうしたものかと、少し唸って、]