俺と兄ちゃん…の、どちらか…。[イドの報告を受けてうなづくものの、それ以上は何も言わず。]…可哀相…か…。[眠っている間の会話をイドが拾ってくれていて、カレルには大嫌いと言われてたり。ソマーリュやフェリクスから受けた言葉に苦笑が漏れる。]先輩達…、気にすること、無いのに…――。俺が単に"バカなだけ"なんだから…。[前にしか進めないポーン。ただの駒。ふらつく足で身体はテラスの方へ向かう、前へ前へ――ゆっくりと。]