あー、もうっ!治療できないんだって、言ってんのにー![間を置いて、口をついたのはこんな叫び。それに重なるのは、『永劫』の絶叫。長く尾を引く絶叫はやがて、途切れ。青緑の竜の身体は、ぱきぱきと音を立てながら薄鈍色へと変化した後、ゆっくりとその場に倒れ伏した。かちり、と。どこからともなく、時計の針が動いたような音が響いて。直後に『永劫』の身体は砕け散った。それを見届けると、愛銃をしまうのももどかしいと思いながら駆け寄って]