[己の何が何でも生きるという意志と融合し、傷がふさがっていく。そのようなことまで考えて呼び戻したわけではなかった、そのためファミルの血兄弟との糸が切れたのも知ることはないが] …やはり我が庭には未だ不可思議が転がっておる。……よくやった、褒めて遣わそう、ファミル。[演劇者のように新たな変容と感情砥石の発露による力の行使で崩れ落ちるファミル>>178を抱き留め、その裡に眠る不安を感じ取ることもなく労いの言葉をかけた]