もうっ、痛いじゃありませんか!伯母様だったら魔法で吹き飛ばされてしまいますわよ?[薄ら涙を滲ませて、水の妖精だが烈火のように怒ればちょっとした大惨事になる身内の話をあげる。小さな妖精は そんなの知らない、と笑いながら何処かへ去ってしまう。]――もう。[それを追う事はしない。先に進んでいたのが自分で良かった、と息をつく。]