『人であることをやめるな。ここに大事なものをもっておけ。護りたいもの、大切なもの…、それが光になる。
もしそれがないのならば、それを持っている人達の為に戦えば。この部隊にくるようなやつらは、大抵はそんなものもってないがな』
[隊長の言葉に、しばしじっと見上げ]
隊長…、胸わざとですよね……?
『今度、准尉に上げてもらえるように打診をするつもりだ』
隊長……?
『中の担当者は…残念ながら全滅だ、新入りが入るのにそのままじゃ格好がつかないだろう』
そう、ですか…みんな……
『撤収だ、いくぞ。フレデリカ。』
あ…、はい、隊長!
[去り際に二刀の片方、意匠をこらした飾りのついたサーベルを手に]
安物との交換で…すみません……。