はい。
[ シリルの口にした公言は控えて欲しいという言葉は、当然の事と受け入れた。>>190むしろ喋って信じてもらう方が難しいだろうと思っていたら、名を呼ばれ、側へと呼び寄せられる。>>191 ]
何でしょう?え?
[ 剣と誓いを受けとった印、そう告げられ渡された銀色の鱗にカレルは目を瞠る。 ]
…あ、りがとうござい、ます。
[ 不意に、込み上げた何かを懸命に飲み込んで、聖銀竜の鱗を握りしめる。そして ]
え…と、いうことは、学長や、神官長様への、説明、は、僕、が…?
[ 直後、コミュ障最大の危機に瀕した事に気づいて愕然としたのだった。* ]