[投下された格納庫もまた光の槍に撃ち抜かれてバラバラになっていく。その破片の間から、さらに飛び降りるものたちがあった。自律式二足移動軽機関砲、通称"駝鳥"たちがパラシュートを広げながら、次々と「繭」に降下を試みる。「繭」の上部に取りついてしまえば天使の攻撃も大胆な物にはなり得ないだろう、という推測。及び、「繭」へ直接攻撃を仕掛けられれば、敵兵力をさらに引き付けられるだろうという思惑であった。]*