[>>134 喧騒の中、知己の画家から同意を求められれば暫し、考え込んで口を開く。]話し合いだけで解決を望むような御仁であれば、軍属になどならないだろうさ。軍人の仕事は相手を話し合いの席につかせることと、話し合いでつかなかった結論を出すことだろう?民は国の翼であり、一人ひとりが羽みたいなもの。対の翼が信じられぬのに、どうして飛ぶことが叶うものか。[文官と武官の穏やかではない対峙と野次馬達に、小さな溜息を零す。]