人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


船を愛する領主 ウェルシュ

― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ:操舵室 ―

[窓を広く取り、見通しが良い部屋。
昼間は太陽の光がそのまま部屋を明るく染めるのだけれども。

>>97 然し、今その窓から見える空はやや少し翳っていた。
先程まで燦々と輝いていた太陽はその身を隠し、雲が少しずつ青い空を埋めている。
それに呼応するように、海もコバルトブルーから濃い青へと色味を暗くしている。]

 ………天気が、少し悪くなってきたね。

[思ったより暗い室内を見て、ウェルシュは眉尻を下げた。
然し、まだ航海するには充分問題ない天気。雨もまだ降っていない。
ウェルシュは操舵室に鎮座する雄大な舵を、軽く掌で指示しながら、]

 握ってみて。
 それで先ずは、ヴァイと同じような感じで操縦してみて。
 
[彼女に舵を持つよう、促した。
彼女は舵をどのように扱っただろうか、程なくして、ヴァイスメーヴェが大きく左右に蛇行することになる。]

(207) 2015/11/09(Mon) 00:30:57

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