― 執務室(作戦会議・シロウ逮捕終了後) ―ディークの報告だと本国から補給部隊が向かっているそうだな。[事務官を呼び寄せると、とんとんと机を叩いて]貴重な弾薬は本国からの補給に頼るしかないが……。せめて食糧はなんとかしたいところだ。国境の城砦に伝令を飛ばして、多少食糧を融通してもらえ。補給が来たらそちらに返すからといってな。渋い顔をしたら、こっちは前線なんだといってやれ。[兵を食わせられないのは士気に関わる問題だったから、とにかくそれだけでも解決しなければ――]