酷なことを言っているのは分かっている。 だからむりやり受け入れろとは言わない。 だがその迷いのあいだに、家族が、友が。隣人が人狼の手にかかり失うかもしれないということを、 どうか覚えていて欲しい。[ヨアヒムやディーターへ伝える、苦渋の言葉。人狼と戦ったことのある自分だって、故郷の皆を疑うのは辛いのだ。自然は厳しくとも平和なこの村に住む皆の気持ちはいかばかりだろう]