[竜の咆哮>>194に顔を上げれば、先程シュテルンと共にあった気配だとわかる。 動きを見る限り、こちらではなくシュテルンに向かっているようだ。 ならば向こうの動きも退却かと、思考していた所に割り込むように>>197] ……新手が……。[良く通る声に、びくりと一瞬背筋が震えた。 コンラートの風が彼を阻む間に、アリーセ>>202に声を掛けられ] ……ええ、大丈夫。 いつでもいけますわ。[気合いを入れ直すように答えて、頷く。 しかし眼差しは、少しだけ、シュテルンの行方を追っていた]