人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


舞踊家 ソマリ

[涙の浮いた上目で、余韻に浸るオズワルドを見上げながら、くすくすと笑い。
言われずとも、と白い残骸を舐めとり、先端へ唇を押し付け、小さな孔を強く吸い上げる。出し惜しんだ体液があるのでは、と何処までも欲深く。]

……あ、

[摂取したオズワルドの血液を体内で循環し切った所で、ソマリは姿を潜めさせてしまう。
受けたものは当然共鳴しているようで、喉には痛みと痺れが残された侭。そして達せなかったもどかしさをも残されて]

……

[背中に生えた形ばかりの白い蝙蝠羽がばさばさ揺れる。
肩甲骨あたりから羽芯にまで筋は通っている為、これも害を受けたら痛いのだろう。]

お前、なに勝手に満足してるの?
覚醒の宴は未だ続いてるというのに

[舞台に立つ語りべのように演技感たっぷりでそう告げると、身を起こす。
眠たげなオズワルドの両手を彼自身が外した革ベルトに伸ばし、寝台のポールの一部と上にあげさせた手首とを拘束する。]

(207) 2013/10/02(Wed) 08:53:35

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