[>>204 むむ、とトールへ猫は威嚇する][しばらくじりじりとしていたが、一度小さくため息をついて]じゃあ、かくれんぼをして。わたしが見つけられたら、許してあげるわ。もしみつけられなかったら――[言いながら、楽しそうに走りだす。 それはふわりふわりと飛ぶように軽やかで]―――トール、あなたはずっとこの家のなか![ドアの外へ出た彼女は掻き消える。 一体どこへ?**]