[暫くすると、竜はようやく目を開ける。]…やれやれ。ちょっと飛んで吠えただけでこうも消耗するとは…あたしも歳取ったもんだ。…ああ、大丈夫だ。くたばりはしないよ、まだね。[強大な力は持つも、以前のようにはいかないと。暫し休息するように動かなかったが、竜は急にその身を縮めた。]