[ 公国出身だろうと悟るからこそ、卒業後の話題は控え気味だったが。
(ノトカーの性格なら、帝国っぽいと思っていれば
卒業後にどこかで落ち合う打診をしてみたかもしれない)
この時はなぜか、ぽろり、と口にした。 ]
…世界情勢も変わってきてるけど、もし、また
何年か前みたいに平和な時代が来たら、
寮の同窓会とかできたらいいのになー。
シュバルヴェに皆で集まって…。
[ ミヒャエルの反応はどうだったか。
机から離れて、電気を消しベッドの上に登って行った。
上のベッドでもぞもぞと動く振動が伝わる。
返事がなくとも、いつものように喋り続けた。 ]
そういやさー、俺、イイオトコ号を引き取ろうかなーって。