…………それ、でも、大丈夫、なら。一緒に、行きたい、な。[落ち着きない仕種を数度繰り返した後、ぽそ、と告げる。とりかごの中では数少ない、慕っていると自覚しているひとだから。ここで離れたくない、という気持ちも、ほんの少し滲んでいた。*]